橙色ビューフォートのメリクロン個体。個体名‘Elizabeth’はこの園芸品種の初期の優良花であり、同じく優良花である‘Elmwood’、‘Claire’、‘South River’が入賞した1974年と時を同じくして、アメリカ蘭協会からAward of Merit(AM)を獲得している1。カトレア・ビューフォートは過去にこれら優良花のメリクロンが量販店に出回ったが、初心者向きという割には上手に咲かすのはなかなか難しい。今回も、前年に株分けした影響か、十全には咲いていないが、いつになったら満足な出来になるかな。
Cattleya Beaufort ‘Elizabeth’ (MC)
花の大きさ: 4.2 cm × 4.0 cm バルブの大きさ: 3.0 cm 葉の大きさ: 6.0 cm × 1.5 cm 6.0cm素焼き鉢発砲スチロール&水苔植え
花弁が不出来で、一方の花弁先端は反れ、もう一方は切れ傷がある。
唇弁の色は先端を除き黄色で、唇弁奥には赤斑が入る場合があるが、今回はほとんど現れず。
[注釈]
1: ORCHIDS.ORGのOrchid Hybrid: Sophrocattleya Beaufortを参照。
古い品種を長い間、上手に栽培していますね!
私は「エルムウッド」と「サウスリバー」を栽培しましたが、数年で枯れてしまいました。
大昔ミウラメリクロンで実生株が数種類販売され、何株か栽培しましたが、皆花弁の先端が尖って、良型の花は咲かなかったです。花の色もパステルカラーの中間色が多かったです。
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たきかわ さん
コメントいただきありがとうございます。
ビューフォートは私にとって初めてのミニカトレア(Elmwoodでした)で、思い入れ深いです。
仰る通り、この品種は私も難しいと感じていて、私もいくつも枯らしています。
特に良い花を咲かす、という点ではコクシネアより難しいですね。
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